3年ぶりに開催された「第35回 照姫まつり」と、その舞台裏を取材してきました!

コロナ禍で2年連続中止となり、3年ぶりに開催された照姫まつり。この日を待ち望んでいた出演者たちの熱い思いあふれる舞台裏と、4月24日に石神井公園で行われた照姫まつりの様子をご紹介!

※この記事は、月刊Kacce2022年5月号に掲載した記事を再編集したものです。

照姫まつり当日の様子

2022年4月24日(日)、3年ぶりに石神井公園で開催された照姫まつりの様子です。模擬店やワークショップは朝から大賑わい。午後からは予報どおり雨となりましたが、それまでは大勢の人が久しぶりのおまつりを楽しんでいました。

たくさんの家族連れで賑わう模擬店のブース
様々なワークショップや、ねり丸との記念撮影も大人気!

12時からは、野外ステージで照姫伝説開幕!

照姫や姉妹、奥方たちの華やかな舞
花拍子の舞
戦いに出発する武者たち
最後は太田道灌に敗れ、三宝寺池に身を投げる悲しい「照姫伝説」

ステージのあとは、石神井公園駅の特設ステージまで100名で練り歩く時代行列に出発!

練馬の二大まつりの1つ「照姫まつり」とは?

室町時代の石神井城主・豊島泰経と娘の照姫の伝説にちなんだ練馬 区の2大まつりの1つ。石神井公園周辺を舞台にした、華やかな時代装束に身を包んだ総勢 100 名の時代行 列が見どころです。地元の商店街やボランティア、区が運営し、 地域一体となって作り上げているのが特徴です。

輿に乗って行列に出発する照姫
時代行列の様子。沿道にはたくさんの人!

出演者たちの2年越しの思いと、練習の様子

1988年に始まり、毎年盛 大に行われてきた照姫まつり。100名の出演者は全て一般公募で、 その中でも照姫、豊島泰経公、 奥方の三役は、オーディションによって選ばれます。

2019年12月、 例年どおり募集が始まり 、翌年2月に行われた三役のオーディションを経て士気を高めていた出演者 たち。しかし、2020年4月に予定されていた第33回照姫ま つりはコロナ禍で中止に…。みんなガックリと落ち込み、運営スタッフも思うように集まることができず、先の見えない不安 のなか翌年も開催中止。それでも出演者たちは、SNSの照姫まつりグループを通して励まし合ってきました。そしてついに今年、開催が決定!

本番前の稽古場にお邪魔してきました。

全体練習の様子

感染防止のため、今年は時代行列に出発する際の「(とき)の声」を事前に録音しました。

指導にあたる演出の先生の言葉に耳を傾ける出演者たち
舞扇を使った踊りの練習

出演者に聞く“苦労と醍醐味”

子役は8才から応募できるので、子どもから大人まで皆で一 致団結する経験は照姫まつりならでは。毎年応募しているとい う常連さんの中には、「応募可能な役をコンプリートするのが目標!」という強者も。

役どころによって異なる衣装 も魅力の1つですが、かつらや衣装などを身に付けてのフル装備は、ぶっつけ本番なんだそう。

“カーテンを巻いてるみたいに重い”衣装もあるそうなので体力は不可欠です。当日は慣れないわらじや草履で歩くため、足裏にテーピングするのが朝一番の仕事。トイレに行くのもひと苦労で、衣装担当のスタッフが 付きっきりだそうです 。

それでも「衣装を着て沿道 の声援を浴びながら練り歩くの は格別の楽しさ!」と、出演者 たちの“照姫まつり愛”はとにかく熱いのです! 親子での参加も多いため、家族で地域の歴史 に触れるきっかけになるかも !?

三役それぞれの思い

左から照姫、豊島泰経公、奥方の三役

●照姫役 片山亜樹さん

「母が毎年出演していたので、私も小3から参加しています。ずっと憧れていた 役なので、今までの思いを出し切ります!」

●豊島泰経役 村松央規さん

「この非日常体験は1度味 わったらやめられません! 4 回目の挑戦でやっとつか んだ殿様役。街全体を盛り上げていきたいです」

●奥方役 星川奈々さん

「長年、練馬に住んでいるのに照姫まつりを知らなく て…。参加してみて初めて 多くの人に愛されているイベントだとわかりました」

式典の合間には笑顔も♪

来年の出演者募集は12 月の予定。皆さんも参加して地元を盛り上げてみませんか?

▶︎照姫まつりオフィシャルサイト

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