ぶらぶら散歩(月刊Kacce2月号 散歩ウオッチング)

※この投稿は、月刊Kacce2024年2月号(vol.481)掲載記事の再編集です。

 今月3日は節分で、4日は立春。かつては節分が大晦日、立春が1年の始まりでした。とは言っても春とは名ばかりで、まだまだ寒い日が続くのですが、今年はどうでしょう。例年であれば、オオイヌノフグリ、カラスノエンドウ、トキワハゼ、ミチタネツケバナなどのいわゆる雑草や、シナマンサク、カワズザクラ、サンシュユといった樹木、花壇のクロッカスが開花する季節です。

 温暖化から沸騰化とも言われる中で早春に見かけたのは、北アメリカ原産の「マツバウンラン」(オオバコ科マツバウンラン属)。マツバ(松葉)は葉の形から、ウンラン(海蘭)は砂浜に咲く黄色い花の在来種のウンランに花が似ていることから名付けられたのだとか。通常は4月頃からよく見かけます。

マツバウンラン

 道端で見つけたヨーロッパ原産の「ゼニアオイ」(アオイ科ゼニアオイ属)は、ハーブ園で見かける「ウスベニアオイ」とそっくりで、違いは葉の切れ込みが浅く、茎の毛が少ないことくらい。通常は夏の花なので改良品種かもしれません。

ゼニアオイ

 「ネコヤナギ」(ヤナギ科ヤナギ属)を小さな公園で見かけましたが、通常は3月頃の開花なので、少し早いくらいでしょうか。ネコヤナギはヤナギ類の中で最も開花が早く、雑種が多いと言われますので、こちらは雑種かもしれません。ヤナギの仲間は全て雌雄異株で、写真は雄株です。

ネコヤナギ

 暖かい日と寒い日が極端になりそうな早春ですが、衣類で体温を調整しながら、ぶらぶら散歩をお続けください。

森野かずみ

この投稿をシェアする
  • URLをコピーしました!
目次